顎関節症

2012年4月19日 (木)

なぜ治らない顎関節症

歯科医学は、近年目覚ましい進歩を遂げています。 しかし、顎関節症治療に関してはこうすれば治るという確かな治療法がありませんでした。 大学病院などの専門の医療機関での顎関節症治療の主流は、顎関節症の症状として起きる“うつ症状”や“痛み”を抑えるために抗うつ剤や鎮痛剤の服用です。 また、大学病院によっては、悪い姿勢を強いる生活習慣を改める指導を行っています。 いずれの治療法も症状を取り除くだけの対症療法です。原因を取り除かない限り“うつ症状”や“痛み”もとれません。姿勢の改善も見込めません。 一方、開業歯科医院での治療は、上下の歯の間にスプリントとよばれるプラスチックの装置を入れる方法が主流です。一般に使用されているスプリントは、明確な治療目的・治療効果を確認しないまま健康保険でカバーしているので、とりあえず使うという無責任な方法で、時間と費用の浪費に終わるケースがほとんどです。 どうすれば治るか?顎関節症 では、どうすれば顎関節症を治すことができるのでしょうか? まず、原因を見極めることです。そして、あなたのお口の中から原因を取り除くことで顎関節症を簡単に治すことができます。 私は、大勢の顎関節症治療にかかわってきた経験から「顎関節症の原因はかみ合わせである」と確信していました。しかし、これを実証する方法を持ち合わせていませんでした。 長年の試行錯誤の結果、口の中からかみ合わせの因子を取り除く3Dスプリントとよぶ装置の開発に成功しました。 口の中からかみ合わせの因子を取り除くことによって、かみ合わせによって偏位した下顎(したあご)は神経や筋肉が正常に働く位置にもどり、かみ合わせが原因で起きている“うつ症状”や“痛み”などのすべての症状が消え、姿勢も改善されることが解りました。 この正常に戻された下顎の位置で、かみ合わせを調整することによって顎関節症を治すことができます。 3Dスプリントは口の中で30分程で作ることができます。装置を装着して即座に症状が消えたり、姿勢が治る方が7割、一週間から一カ月かかる方が2割程度です。 下の図は顎関節症の発症から治癒までのメカニズムを示しています。 青山田中歯科医院